Holiday in Vanuatu Part 8 Freshwater plantation tour and Bat cave
サント島3日目はフレッシュウォータープランテーションツアーに参加しました。ホテルからミニバスで船乗り場まで連れて行ってもらい、サント島の向かいにある小さなアオレ島まで船で15分程度で着きました。
第2時世界大戦中にアメリカ軍がここで飲料水を確保していたことからフレッシュウォーターと名付けられたらしいです。
ガイドさんが敷地内を案内してまわってくれて、生えている植物や果物について説明してくれました。
こちらは木の根本が大きく広がっているために棒で叩くとよく響いて聞こえるので、島内にいる人に合図を送る時に使う木だったとか。
この島ではカカオの木のプランテーションを行なっています。
カカオが次から次へとなるらしいのですが、人手が足りないので全部のカカオを使うことはないそうです。もっと人を雇うことはしたくないそうで、自分や家族が生きていけるだけのお金が稼げればいいと話していたガイドさん。バヌアツはビジネスチャンスがあるのかもしれませんが、人々の生きていく上での優先順位、幸せだと思う価値観が経済大国とは違うと感じました。
敷地内では様々な果物が生い茂っていて、野菜も育てていて、鶏やヤギなどの動物も飼っていたので、この島から出ていくことなく自給自足して生活していくことができる場所でした。島を囲む海は美しく、魚もたくさん生息していて、スローライフを楽しみたい人にはうってつけです。島内に宿泊施設があるので、何泊かしてのんびり過ごすのも良さそうです。
私と息子は蚊に刺されやすい体質なので、ガイドさんが教えてくれた虫が嫌がって寄ってこないという木の葉を持ちながら進んで行きました。
斜面を登って行き、バットケーブの入り口へ。
ニューカレドニアから来たフランス人のカップルと一緒にツアーに参加しました。
洞窟の中はコウモリでいっぱいでした。
恐ろしいことに、コウモリだけでなく、ゴキブリもいっぱいでした。途中吊り橋を渡ったのですが、手摺りにはコウモリのフンが、足元にはゴキブリがぎっしりなので進むのも恐怖の体験でしたが、ここまで来て全部を見ないのも残念なので、勇気を振り絞って行きました。
「インディージョーンズ魔宮の伝説」の虫だらけのシーンを思い出しました。
アオレ島の高い場所から反対側にサント島が見えました。
飼っているヤギたちに葉っぱをあげました。
ツアーの後はプランテーションレストランでお昼ご飯をいただきました。食材はほとんどが島で栽培された物です。前菜はヤギのチーズとエビのサラダを注文しました。
カカオ豆を乾燥させたりする作業場のそばにヤギの乳搾りをする場所もありました。
メインはSimboroとTulukを頼みました。Simboroはおろしたタロイモをほうれん草で包みカレー風味のココナッツソースで仕上げた料理です。Tulukはおろしたキャッサバと挽き肉とトマトをバナナの皮で包んだバヌアツ料理で、伝統に則って地面で石焼きにしているそうです。
息子はチキンパルミジャーノ。
デザートに島のカカオ豆から作られたチョコレートのケーキを食べました。
小さな島のレストランですが、期待以上のお料理で、どれも美味しくいただきました。
昼食後は船の時間までシュノーケリングをしました。
と言っても私は泳げないので水際で写真を撮ったり、ヤドカリと遊んだり。
夫と息子は泳いでいって、デッキの上にある椅子で一休み。
デッキ近くの海中には第2次世界大戦中にアメリカ軍が投棄したトラクターがあり、その周りに魚がたくさんいたそうです。
夜はホテルの部屋でオーストラリアから持って行った物と前日の残りを食べました。
Part 9に続く
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